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廃材から生まれる交流の場ーMARGARITE


今回ご紹介するのはMARGARITE(マーガライト)というダイニングテーブル。MARGARITEはもともとカルシウムを多分に含んだ鉱物の名前です。天板のすべてがリサイクル木によって作られたMARGARITEは、まるで鉱物のように、’粗く輝いて’見えます。


MARGARITEの一番の特徴はその大きさ(W2500 D1100 / mm)で、10人以上でもゆったりと利用できます。家族や友人を招待して、大人数で団欒するには最適なアイテム。テーブルはもともと舶来品であり、日本で広まったのは1950年代に入ってから。それまでは卓袱台が、その前は銘々膳(はこぜん)が主に使われていました。

食事がテーブルを囲んで行われるようになるにつれて、少しずつ食事マナーも変化していき、食事中の会話も自由に行われるようになりました。

こうしてテーブルは一日に三度、家族が集って食事を行い、コミュニケーションを行う”交流の場”へとなりました。



天板に使われている木はすべてリサイクルされたチーク材です。チーク材は世界三大銘木のひとつに数えられ、耐久性があり反りや割れが少ないことから船舶の甲板や家具として愛用されてきました。

リサイクルのチーク材を使っているため、一見6枚の縦長の板が並べられているようにみえますが(このつくりを”6枚はぎ”といいます)、よく見ると一枚に見える板は複数のパーツが組み合わさっています。



 横から見るとわかりやすいです。左側のパーツは端材も使われているのがわかります。


一般的なテーブルには丸太から切り出したフリッチ材が使われますが、MARGARITEにはところどころ端材が使われているため、木目の模様がちぐはぐになっている部分もあります。MARGARITEに形を変える前にはどのように使われていたのかと想像がふくらみます。



AVENATTIは横に並べられた木同士がビスケットジョイントでつなぎ留められています。


乾燥収縮も施されているため、使っているうちに木が反ったり変形したりする心配もありません。



上にある商品:



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